2016年5月31日火曜日

音波ブラシ

こんにちは!江口です!

紫陽花も咲き始め、もういよいよ6月ですね。







さて、今回は音波ブラシについて紹介します。

当院ではソニッケアーとプリニアの2種類の音波ブラシを取り扱っています。
左:プリニア 右:ソニッケアー

プリニアはソニッケアーに比べて本体がコンパクトで、旅行などの持ち運びにもとても便利です。また、細かい所まで磨きやすいワンタフトの替えブラシもあります。

ソニッケアーはプリニアに比べると本体は大きいですが、パワーがあり、汚れが落ちた後のツルツル感がとてもあります。

どちらも良い点があるので、ぜひ自分に合った音波ブラシをみつけてみてください!

当院では音波ブラシの体験も行っております。プリニアとソニッケアーの使い比べもできますので、「音波ブラシを使いたいけれど、購入は使ってみて考えたい!」という方はもちろん、「音波ブラシや電動ブラシを持っているけれど、ブラシの当て方や動かし方がよくわからない」と悩まれている方も是非一度スタッフへお声かけください(*´﹀`*)!!

2016年5月13日金曜日

オーラル・フレイル

こんにちは、副院長の神山です。

熊本地震(前震)から1か月が経とうとしています。


熊本では余震はまだ続いており現在でも時折、震度4クラスの余震があります。


私も先日、知り合いの所へ支援物資のお届けとお見舞いの為、


被災地(被害の大きかった地域)へ向かったのですが


屋外は今まで見たことのない光景と屋内は生活するのがやっとの状況でした。

現在も、なお家屋の倒壊や余震の恐怖で避難所生活を送られている方が多い様です。

避難所もプライバシー、食糧、感染症、余震による恐怖、避難所の減少などの


問題がある様で実際経験した方でないとわからない事が多いと思います。

そうした中で県内、県外の全国から多くのボランティアの方が熊本へ駆けつけ


人の優しさや思いやりに心を打たれました。

被災された方々が一刻も早く通常の生活に戻られることを切に願います。


先日、東京大学 高齢社会総合研究機構の飯島勝矢先生のセミナーを受講してきました。

その中で興味深い話がありました。

人が介護に至るまでの過程の話です。


この話を聞くまで人とのつながり、社会参加がそれ程重要だとは思っておりませんでした。




英語でFrailty→訳:虚弱という言葉があります。


この英語を日本老年医学会が日本国民に認知してもらい易くするために

Frailty→フレイルと略したそうです。

このフレイル、上記の図に示してあるように右に移行するほど身体のフレイル(虚弱化)が


進行していきます。


要介護に至る入口は社会参加の減少だそうです。

上記の図式からすると歯科の役割はいかに重要な所に位置しているかがわかりました。


全身が衰える前に口腔機能から衰えていくことがわかります。


歯科医師としてはいかに患者様のオーラル・フレイル(口腔機能の低下)に



いち早く気づき対処できるかが重要だと感じました。


私たちは今後も噛めるお口の管理をして口から全身の健康をご提供できればと思います。


皆さまも加齢による衰えと解釈せず人との繋がりを増やし、


良く噛みバランスの摂れた食事をして

適度な運動をすることで衰えを遅らせる事が大切です。

今現在の自分が上の図のどの位置にあたるかを当てはめてみては如何でしょうか?


2016年5月9日月曜日

頑張ろう熊本 虫歯予防 体操

こんばんわ~さかもとです。

この度は、熊本・大分地震で被災された皆様、お見舞い申し上げますと共に、亡くなられた方
にご冥福をお祈りいたします。


今だ余震が毎日のようにあり、不安な日々を過ごされていると思いますし、
ライフラインがうまく通じてないところもまだあります。

ありがたいことに、私の住む山鹿市は大きな被害もなく日々過ごせていることをありがたく
思っています。

この3週間家族のありがたさ、仲間の重要、輪のありがたさを、感じれたと思います。

大変な時こそ、互いで協力し助け合う。さすが、赤十字発祥の地熊本だと思います。

私も何かお手伝いしたく、今回のブログは、避難所でもできる虫歯予防・体操
をご紹介します。


虫歯にならないためには砂糖を含む食品のだらだら食べに注意してください。

お口の中では、虫歯菌が栄養分として糖を分解するときに、酸が歯を溶かすことにより虫歯の原因になります。
その時、私たちの唾液は酸性になった口の中を中性に近づけようとしてるほか、唾液に含まれるカルシウムやリン酸で溶けた歯を再石化し、修復してくれてるんです。

なので、だらだら食べをするとお口の中が、ずっと虫歯菌が糖を分解し酸を出し続け、唾液による再石化ができなくなるんです。

食後30分は再石化が大きく行われていますので、食事、甘いもの、飲み物に注意してください。

水は、災害時貴重なものです。 歯ブラシ、歯みがき粉も思うようなものが使えないかと思いますが、そんなときは、うがいし、歯ブラシで磨いてください。歯ブラシがない場合はガーゼ等を水で濡らし拭く、キシリトールガムを噛むなどしてください。

水分はこまめに摂り唾液を多く出すようにしてください。

嚥下体操をし唾液をたくさん出しましょう。
1、鼻からゆっくり吸って吐きましょうリラックスします。
2、首の運動 右左前後ろに倒し、まわしましょう。
3、肩の体操  両手上げて、肩だけを上げまわしましょう。
4、お口の体操 大きく開けたり、閉じたりつぼめたり、いーと横に開いてください。
5、ほっぺの体操 空気をためふくらませたり、つぼめたりしてください。
6、べろの体操  下にべーっと出し左右に動かします。
7、発音の運動  パ タ カ ラと発音します。舌や唇をしっかり使います。

                                                                    嚥下体操  はじめよう!やってみよう!口腔ケアより引用
お年寄りだけでなく、お子さんや若い方もできる運動です。
場所関係なくできますので、ぜひ行ってみてください。

皆さんにまた、笑顔が早く戻りますように。
頑張れ熊本!!

サカモトでした。