2021年11月12日金曜日

🍄ホワイトニングとは・・・✨


   
                  
   こんにちは😊歯科衛生士の有尾です。

    🍁🍂11月に入りコロナも落ち着きはじめ
         秋の気配も感じられ、
         朝晩の冷え込みが
増してまいりましたが
皆様、いかがお過ごしでしょうか❓

このコロナ禍でマスクを
手放せないご時世ですが、
    いざとなると口元は大事ですよね…

 今回は、ホワイトニングとは❓
ということで

私自身も
ホワイトニングコーディネーター資格を 
  持つ所からお話させていただきます。
  


  ホワイトニング(歯の漂白)とは

   きちんと清掃していても生活していく中で
  自然に着色していまう歯ブラシなどでは
除去することのできない歯の内部に
 取り込まれた色素(タンパクなど)
歯科専用のホワイトニング剤で
   分解・除去して歯を白くする方法です。

 (*ホワイトニングの効果には個人差があります。)

  かぶせ物をされている歯は出来ません。
天然歯のみです。



(GC資料参照)

😀ホワイトニングはこの様な方に
   おススメです😁

     *もっと歯を白く、きれいにしたい方
*もっと若々しい歯の色を
     取り戻したい方 
      
*なるべく歯を削らないで
    歯を白くしたい方

    *ご結婚などのイベント予定の方 

*営業・接客業の方




   🔇❌おススメ出来ない方(禁忌症)

      ●重度のテトラサイクリンによる変色
●妊産婦、授乳中の女性
●無カタラーゼ症の方

    ただし、ホワイトニングの方法に
  より異なる場合があります。




 ホワイトニングの種類
(自費診療になります。)
*ホームホワイトニング:
     歯科医院で作成したトレーに
   ホワイトニング剤を使い
ご自宅で行う方法

 *オフィスホワイトニング:
       歯科医院で薬剤と光照射を行う
     ホワイトニングをする方法

 2種類の方法があります。    
近年、歯科医院でなく
          他業種(美容業界)まで参入しておりますが
     ネット販売など色々ありますが、
       歯は身体の一部です。専門家のもとで
きちん説明を受けて
          納得されたうえで行う事をお勧めします。
   
  



   

 まだまだ、お知らせしたいところですが、
シリーズ化してお知らせいたします。

 📢詳しい内容・説明は当院スタッフへ
ご相談くださいませ😉

今年も、2か月をきりましたが、
まだまだこのご時世です。

🍵お身体ご自愛くださいませ🍂







 




2021年11月7日日曜日

うがいは必要なのか?


みなさんこんにちわww 前川です。

少しずつ冬らしくなってきました


さて、今ボクは勉強会をいくつかやっていますが、

神山先生や他の先生たちと一緒に、文献を調べ、それを読み、どう解釈していくか。

重要な文献をみんなでシェアしていく勉強会も行っています。

ボクらには、根拠をもって医療を行う姿勢が必要であるし、それには文献が

助けになってくれます。


最近みんなでシェアした文献は、




The influence of rinsing routines on fluoride retention after toothbrushing
K Sjogren and N-H Melin . The Gerodontology Association 2001



ブラッシング後のフッ化物の維持に対するうがいの影響

という文献です。


フッ化物の重要さは以前ブログでも言及しましたが、

使うだけでなく、いかにフッ化物の効果を最大限発揮させれるか、

も重要になります。


どれだけ長い時間フッ化物が口腔内に残っているかが重要なのです。


では、フッ化物配合歯磨剤を使ったブラッシング後に、口腔内にそれを維持させるということに対して、ブラッシング後のうがいがどう影響するのかを検証しています。


フッ化物配合歯磨剤を使用後、うがいの回数、水の量などで

6通りのやり方を比較し、どのやり方が、フッ化物が口腔内へよく維持されたかを

検証しています。


興味深い結果として、

ブラッシング後にうがいをしなかったものと、5mlで一回うがいしたものとの比較

では、5mlでうがいした方が、歯間部にフッ化物がよく残っていました。

そして、うがいの秒数は影響を与えませんでした。

ただし、うがいの水の量が多くなると、残りが少なくなっていました。


結論

①まず、歯間部の清掃を行う(フロス、歯間ブラシ)

1.01.5gの歯磨剤をつけてブラッシング(1500ppm以上)

③うがいは、5ml10mlで一回だけ。(歯間部に行き渡るように回す感じで。)


この文献のポイントは、

フッ化物配合歯磨剤を使用した場合、

少量の水で一回歯間部に行き渡るようにうがいすることがポイントであると読み取れました。

文献では、10秒と60秒を比較していますが、統計学的な差は見られませんでした。

そして、うがいの水の量10ml 以上になってくると、残りが少なくなってきました。


この文献をもとに、Sweden ではこういうブラッシングのルーティンが行われている背景があります。

常に、科学的根拠に基づいて行われているわけです。


ボクらもできる限り、科学的根拠に基づき、最終的に患者さんに還元できるように日々自らをアップデートする努力をしていきます。


是非、参考にしてブラッシングしてみてください。


それではまた、ご機嫌よう。