2019年2月19日火曜日

歯ぎしり


こんにちは!江口です(^_^)
まだまだ寒い日が続きますね、、、

最近は、当院の近くで開催されている百華百彩に行きました♪
二月の金・土の夜にさくら湯〜八千代座間で開催されています(^_-)







今日は歯ぎしりについてお話します!

皆さん、朝起きた時にあごが痛かったり、
知覚過敏になりやすかったりすることはありませんか??
もしかしたら、夜寝ている間に歯ぎしりや食いしばりをしているかもしれません。



皆さん、チェックリストに当てはまる項目はありましたか?


歯ぎしりや食いしばりで歯に負担がかかりヒビが入ったり、
磨り減ったりしてしまう恐れがあります。
しかし寝ている間の歯ぎしりや食いしばりは無意識下で起こるので予防しにくいです。
そのため、マウスピースで負担を軽減したり、噛み合わせを調整したり、
ストレスを軽減し質の良い睡眠をとることが必要になります!


(nicoからの引用)


質問でもご相談でも気軽にスタッフにお声かけくださいね♪

2019年2月1日金曜日

迷信? 都市伝説?

こんにちわw

矯正担当の前川です。
もう早くも2月になってしまいましたが、今年も少しでも多くの人の力になれるように
頑張っていきますので、よろしくお願いします!!

今年一発目は、よく患者さんから質問を受けることが多く、また医療者側も勘違いをしていることが多いこの疑問にできるだけ正確に答えたいと思います。

” 親知らずが前の歯をおして前歯がガタガタになるので親知らずは抜いたほうがいい ”

よく質問を受けますね。
< 前歯がガタガタになるので親知らず抜いた方がいいと聞いたのですが、本当ですか?>
こういう説明を医療者側もいまだにしている場合があります。

結論から言うと、迷信です。
都市伝説です。笑

昔からこれはたくさん議論されてきましたが、質のいい研究はあまりありませんでした。
唯一質の高いであろうと言われているこの研究を紹介して、結論付けようと思います。

The Effect of Extraction of Third Molars on Late Lower Incisor Crowding
: A Randomized Controlled Trial
Harradin NW et al , Br J Orthod . 1998



この報告は、親知らずを早めに抜いた人達と、抜かずにそのままの人達が
どの程度前歯がガタガタになったかをランダムに抽出して比較しています。

結論は、どちらであっても十分な差がなかったと報告しています。
親知らずを抜こうが抜くまいが、前歯がガタガタになるのに差はなかったということです。

つまり、そのまま親知らずがあると前をおして前歯がガタガタになるから、
早く抜いた方がいいとムリに勧めるのは正当化されないということです。

さらに、前歯のガタガタは経年的に起こってくる可能性があると結論付けています。

もちろん、親知らずは抜歯を勧めることが多々あります。
歯ブラシが届きにくく、管理が難しい。。。 横に萌えてて、管理が難しい。。。
など、勧めることは多々あります。

ただし、そのまましておくと前歯がガタガタになるから親知らず抜いた方がいいという
科学的根拠はありません。
こういう理由でムリに勧めるのはナンセンスということです。

経年的に前歯はガタガタになってくる可能性をこの報告では示唆しています。
歯周病が進行していれば、さらにガタガタが進行する可能性もあります。

衛生士さんのアドバイスの元、みなさんしっかり口腔内を管理していきましょうね ♪