日中は夏の様に暑くなりつつありますが皆様如何お過ごしでしょうか?
当医院の今年のコンセプトは" 生涯、質の高い生活が送れる様に
小児の時から口腔内環境や生活習慣を整えること"です。
何だか漠然としてよく分からない方も多いかと思いますが、
小児から30,40代くらいまでは口腔内の環境(歯並び、虫歯など)、
生活習慣(ブラッシング、間食、悪習癖【指しゃぶり、頬杖、口呼吸など】、
定期的な歯科受診の有無、食生活、歯ぎしりなど)が整っていなくても
さほど生活には支障を来たさない事が多いかと思います。
しかし、50代くらい以降になって来ると口腔内環境や生活習慣の影響が出始め、
歯の欠損などにより少しずつ食べる事に影響が出始める方が多いのではないでしょうか?
歯の欠損により食べる物が制限され全身への影響が出る事が
多くの論文でも報告されています。
加齢と共に歯は欠落し体力が落ちていくと考えていらっしゃる方も多いかと思います。
しかし、必ずしもそうではないと私は考えております。
毎日の運動や生活習慣により体力は少しずつ衰えはするものの
急激な衰えを予防する事が出来ます。
口腔内環境も同じで毎日のブラッシングや生活習慣などにより歯の欠落を
予防する事が出来るのです。
また、これにより全身への影響も大きく寝たきりの予防にも繫がると言われています。
当医院へ通院されている患者様には
上記に挙げた口腔内環境や生活習慣を小さい頃から整え、生涯に渡り
質の高い生活を送って頂く事が私達の使命だと思っております。
また、成人の方からご高齢の方(総義歯の方含め)でも遅くはありません。
失った歯を回復させそこからリハビリを行えばまだ健康になる可能性はあります。
症状が無くて歯には自信がある方も症状が出てからでは無く、
是非一度、歯科受診をされてみては如何ですか?