2018年2月19日月曜日

口腔機能低下症検査


こんにちは!江口です(^o^)



最近は神山歯科医院の近くで行われている百華百彩に行ってきました〜!
寒さを忘れるくらい幻想的で綺麗でした(*^o^*)


さて、今日は口腔機能低下症の詳しい検査内容についてご説明します。
以前副院長がブログにも書かれていました、お口の衰えの検査についてです。

1.お口の中の清潔度の検査
舌に付着した汚れの状態を見ます

2.口の中の乾燥状態の検査
唾液量を機械で測定します


3.噛む力の検査
残っている歯の本数で測定します

4.発音の検査
パ、タ、カの3つの言葉が10秒間にどれだけ言えるかで舌や唇の運動機能を調べます

5.咀嚼機能の検査
ゼリーを30回噛んでもらい、どれだけ噛み砕けるかを調べます

6.嚥下機能の検査
30秒間にどれだけゴックンと飲み込めるかの回数を調べます

7.舌圧の検査
機械を使って舌で押しつぶす力がどれくらいあるかを調べます

8.問診

9.食事検査
食事を実際にして頂き問題点を確認します


検査時間は約1時間で費用は4000+税になります。
(※ 今年の4月より保険診療適用となります)
気になる方は是非一度検査してみませんか?

2018年2月3日土曜日

お口の機能 Vol.1


こんにちは、副院長の神山です

寒い日が続いておりますが皆様、如何お過ごしでしょうか?



さて、先日 ”オーラルフレイルを考える会”という勉強会に参加する為、

福岡へ行って来ました。





その勉強会の中では、以前から私がブログでもお伝えしていますが

高齢になって来ると” お口の衰えが全身の衰えに繋がる ”

という数多くの論文報告にもある考えを基に議論し、

対策や予防についてまとめております。





そうしたお口の衰えを高齢になってから対応するのではなく元気なうちに、

またそれより以前の赤ちゃんや子供の頃からの環境や食べ物、食べ方などが

大切というお話がありましたのでここでご紹介します。








人は生まれてお母さんのおっぱいを誰が教えることなく

口唇と舌を使いながら上手に母乳を飲み始めます。

その後、成長し食べものを食べ始める時も本能で食べ物を手で掴み

前歯、若しくは口唇でその食べ物を捉え口の中に送り、

舌で食べ物を押し潰しながら飲み込みます。





こうした本能的な動作がとても大切だと言われています。

次回の私のブログではこの続きで何故、この本能的な動作が

とても大切なのかをお話し致します。