こんにちは、副院長の神山です
寒い日が続いておりますが皆様、如何お過ごしでしょうか?
さて、先日 ”オーラルフレイルを考える会”という勉強会に参加する為、
福岡へ行って来ました。
その勉強会の中では、以前から私がブログでもお伝えしていますが
高齢になって来ると” お口の衰えが全身の衰えに繋がる ”
という数多くの論文報告にもある考えを基に議論し、
対策や予防についてまとめております。
そうしたお口の衰えを高齢になってから対応するのではなく元気なうちに、
またそれより以前の赤ちゃんや子供の頃からの環境や食べ物、食べ方などが
大切というお話がありましたのでここでご紹介します。
人は生まれてお母さんのおっぱいを誰が教えることなく
口唇と舌を使いながら上手に母乳を飲み始めます。
その後、成長し食べものを食べ始める時も本能で食べ物を手で掴み
前歯、若しくは口唇でその食べ物を捉え口の中に送り、
舌で食べ物を押し潰しながら飲み込みます。
こうした本能的な動作がとても大切だと言われています。
次回の私のブログではこの続きで何故、この本能的な動作が
とても大切なのかをお話し致します。