2016年11月26日土曜日

バリアアリー

こんにちは。副院長の神山です

急に寒くなりましたが皆様、体調は如何でしょうか?




関東の方では1985年以来の観測史上初となる11月の積雪らしいですね。

熊本では降雪とはなっておりませんが寒さは厳しくなっております。



さて、話は変わりますが ”バリアアリー”という言葉を聞いたことがありますでしょうか?

私も先日、TVで耳にした言葉でバリアフリーの反対で段差や階段をあえて

設置することだそうです。


そうすることで身体機能の衰えを防ぐ効果があるそうです。

歯科においても最近、”オーラルフレイル”

いわゆる口腔機能低下(=むせるようになった、飲み込みにくくなったなど)の

対策が良く取り上げられています。


食べ難くなってきたから柔らかい物を食べるのではなく

今まで通りの食事で良く噛むことが大切なのです。

先ほどの”バリアアリー”はこれにも当てはまる気がします。

身体(筋肉など)は使わなければ衰えていきます。


合っていない入れ歯、歯が欠損したままの状態などの理由で

噛めない為、食事の形態をかえてしまえばこれにより口腔機能の低下を

招く可能性があります。

更には栄養状態が低下し、全身の運動機能低下を招き要介護となる危険性があります。




このオーラルフレイルの対策にはまずは定期的な歯科受診と歯科医師や

衛生士によるその方に合ったアドバイスが必要です。

口腔機能の低下が起こらないうちに早目の歯科受診をおすすめ致します。