2020年8月4日火曜日

カリオロジーについてのセミナー

こんにちは。船津です。梅雨が明けて暑い日が続いていますね。
今回は当医院に月に一度来て頂いている田村歯科医院の前川芳徳先生のセミナーのお話です。
感染防止の為リモートでのセミナーとなりました。



カリオロジーとはカリエス(虫歯)+オロジー(学問)という意味です。

砂糖の頻繁な摂取、唾液分泌低下によりプラーク中のpHが低下すると虫歯の原因となる菌が成長しやすい環境となり細菌叢のバランスが崩れ結果として虫歯が発生しやすくなる。

それではどうすれば虫歯を予防できるのか?

適切なプラークコントロールを行い砂糖摂取を減らしフッ化物を効果的に使うことで虫歯のリスクを減らすことが出来るとの事でした。
ここに至るまでのお話は少し難しいところもありましたがとても深いものでした。


虫歯には活動性があるものとないものがあり削らなくて良いものは虫歯の進行を経過観察していきます。その際に患者様にブラッシングの必要性と歯の脱灰(歯が溶ける)と再石灰(唾液が元の健康な歯の状態に戻す現象)など日常の食生活のお話をするのも大切だと思いました。

プラークコントロール(ブラッシング)

個々のリスク(なりやすさ)

シュガーコントロール(間食の仕方)
を指導するのが大切です。

毎日のように虫歯を見ていてちゃんとと患者様のことを考えていたのかと反省しました。
なるべくわかりやすく説明して患者様にモチベーションを上げていただける様に努力したいと思います。