2021年4月12日月曜日

酸蝕症

 こんにちは船津です。

4月になり暖かい日もあれば肌寒い日もあってなかなか衣替えができませんね。

桜の季節はあっという間に終わってしまいましたが、あちこちにいろんな花が咲いていて綺麗ですね。


健康のために黒酢やグレープフルーツ等を毎日摂る人が増えています。酸性度の高い飲食物を摂ってすぐの歯磨きは歯を痛めてしまう危険があります。ワインや炭酸飲料、ドレッシングなども含まれます。

酸っぱいものを飲食した後は歯の表面が酸で一時的に柔らかくなります。これが習慣的に続くと酸蝕症の原因になります。

この状態で毎日歯磨きをしているとやがて歯が摩耗して知覚過敏になったり歯の内部の象牙質が露出してしまいます。

歯のダメージを避けるには酸性度の高い物を摂った後は30分程おいて唾液が酸を中和するのを待ってから磨きましょう。

健康的な食生活を変える必要はありません。酸性の物を食べる時はパンやチーズ牛乳などを取り入れてお口の中を強い酸性に傾けないという方法もあります。

(nico4月号参照)


当医院では感染予防対策として治療の前にうがい薬でブクブクうがいを10秒程して頂いております。ご協力ありがとうございます。