2017年9月17日日曜日

抜歯について

こんにちは 春木です

秋風が心地よい時節となりました。
皆様、お変わりございませんか。

今回は抜歯についてお話します。

歯を残すのはとても大事なことですが、明確な必要性がある場合、抜歯を行うこともあります。

〇抜歯が必要なのは、どんな時でしょう。

  ●虫歯や歯周病が進行して、治療・修復が困難な場合
  ●横向きに生えた親知らずや、根まで割れた歯など、残しておくと隣の歯や骨に悪影響がある
   場合
  ●虫歯や歯周病の炎症が原因で、口や顎の骨、全身に影響がおよぶ場合
  ●矯正治療
  ●過剰歯
  ●永久歯が生えてきてもなかなか抜けない乳歯

〇抜歯前に気を付けていただきたいことがあります。

  ●服用してる持病のお薬の申告は重要です。
  ●当日、発熱など体調の悪いときはご相談ください。
  ●抜歯は痛みや出血を軽減する為に、炎症が引いてから行うことがあります。
   事前に処方された抗炎症剤などは、必ず飲んでください。
  ●恐怖心が強いと、麻酔中に気分が悪くなったりすることもあります。
   我慢せずに、遠慮なくご相談ください。
  ●女性の方は、妊娠中、生理中も注意が必要です。
   予約日を確認しましょう。

〇抜歯の後に気を付けていただきたいことです

  ●止血用ガーゼはしっかりと咬んでください。
  ●痛みが強くなると、痛み止めは効きにくくなります。我慢せずに、早めに飲んでください。
  ●血餅が剥がれると、痛みの原因になります。
   ブクブクうがいはさけましょう。
   また、指や舌で傷口をさわらないでください。
  ●血行がよくなると出血しやすくなります。
   運動、飲酒は2~3日避け、当日の入浴はシャワーのみにしましょう。
   喫煙も、傷の治りが悪くなる要因です。
  ●冷やしすぎると血行が悪くなり、傷の治りを妨げます。

 日常生活をちょっと気を付ける事で、抜歯後の経過がだいぶ楽になります。
 注意事項は必ず守りましょう!