2024年4月8日月曜日

口腔機能低下症検査実習

こんにちは船津です。

今年ももう4月に入り暖かい日が増えてきました。

桜の花は、あっという間に満開になりすぐ雨で散ってしまって楽しめる期間が短かったですね。




3月26日は院内の研修会で口腔機能低下症の実習を行いました。

こんな症状はありませんか?

食事の時間が長くなった、むせる様になった。

よく咬めなくなった、飲み込みにくくなった。

滑舌が悪くなった。

年齢のせいだと放置しているとお口の中だけではなく全身の筋肉が衰えてきます。

検査は

●舌の汚れ具合(汚れが付着したままだと誤嚥性肺炎の原因になったり味覚が低下してしまいます)

●口腔乾燥の検査( お口の中の水分量を計ります)

●舌圧の評価(舌の筋肉が衰えていないか調べます)

●咀嚼機能低下の評価(グミを咬んでどれくらい咬めているのか調べます)

●咬合力低下の検査(残っている歯の本数や入れ歯の方は咬む力を測定します)

●舌口唇運動機能低下の評価(パ、タ、カの発音は口唇と舌を使います5秒間で何回くらい言えるか調べます)

●嚥下機能低下の評価(飲み込みについて質問をします)








検査結果に基づいて口腔機能年齢を出します。3項目以上が該当する場合

口腔機能低下症と診断されます。

診断後はそれぞれのトレーニング方法がありますのでお伝えしています^ - ^

簡単にお伝えしましたが、ご家族にも気になる方がおられたらスタッフにお尋ねください