梅雨に入り曇りや雨の日が多くなりましたね。
今回は歯の着色についてお話します。
患者様からもどんなに磨いても取れないんです、と言う声をお聞きします。
歯の着色には外側からの原因と内側からの原因があります。
〈外側からの原因〉
コーヒーやお茶、赤ワインなど色の濃い飲食物の色素成分は
歯の表面に沈着し着色となります。
タバコには中に含まれているタールという物質が、着色の原因となります。
〈内側からの原因〉
虫歯や歯をぶつけるなど、神経が自然に死んでしまう場合があり、変色し黒く
なっていきます。神経の治療をした後も同じです。
外側からの原因の着色を落とすには
◎クリーニング
水とパウダーをジェット噴射の勢いで歯の表面に吹きかけてタバコのヤニや
着色汚れを落とします。
◎PMTC
専用のペーストや器具を用いて行う歯の清掃で蓄積しがちな歯垢や着色、
細菌(バイオフィルム)を取り除きます。
◎ホワイトニング
歯のそのものの色を白くしたい場合は薬剤を使用します。
着色のつきにくい歯磨き粉や、音波ブラシの使用も効果的です。
着色が付きやすい方、付きにくい方がいらっしゃいますが、毎日の歯磨きで、
きちんと汚れが落ちているという事が一番大切になります。
内側からの原因の着色は治療が必要な場合があります。
歯の白い詰め物や被せ物が変色している場合もあります。
気になる方は是非ご相談下さい。