2017年6月25日日曜日

歯の着色について


    こんにちは。船津です。
   梅雨に入り曇りや雨の日が多くなりましたね。



   今回は歯の着色についてお話します。
   患者様からもどんなに磨いても取れないんです、と言う声をお聞きします。

   歯の着色には外側からの原因と内側からの原因があります。

   〈外側からの原因〉
    コーヒーやお茶、赤ワインなど色の濃い飲食物の色素成分は
   歯の表面に沈着し着色となります。
    タバコには中に含まれているタールという物質が、着色の原因となります。


   〈内側からの原因〉
    虫歯や歯をぶつけるなど、神経が自然に死んでしまう場合があり、変色し黒く
  なっていきます。神経の治療をした後も同じです。


    外側からの原因の着色を落とすには

   ◎クリーニング
    水とパウダーをジェット噴射の勢いで歯の表面に吹きかけてタバコのヤニや
    着色汚れを落とします。

   ◎PMTC
  専用のペーストや器具を用いて行う歯の清掃で蓄積しがちな歯垢や着色、
    細菌(バイオフィルム)を取り除きます。 

   ◎ホワイトニング
    歯のそのものの色を白くしたい場合は薬剤を使用します。

     着色のつきにくい歯磨き粉や、音波ブラシの使用も効果的です。

    着色が付きやすい方、付きにくい方がいらっしゃいますが、毎日の歯磨きで、
    きちんと汚れが落ちているという事が一番大切になります。

      内側からの原因の着色は治療が必要な場合があります。
   
      歯の白い詰め物や被せ物が変色している場合もあります。
     気になる方は是非ご相談下さい。